「教養」が求められていく社会【Sonoligo Blog】

公式2020-07-30

私たちSonoligoは、「イベントのサブスク」を掲げて様々なサービスを提供しています。
Sonoligoが立ち上がるきっかけになったのは、Sonoligo代表の遠山がドイツ留学のときに見た景色です。
西洋では自国の「文化」が庶民にもしっかりと根付いているのに対して、日本の一般市民は文化に対する意識が低いと言われます。
今回は、海外の文化事情を眺めつつ日本と比較し、これからの世の中で文化的教養」がどのような役割を果たすのか考えてみましょう。


海外の文化事情

SonoligoのCEOを務める遠山さんは、2018年に海外留学でドイツを訪れました。
その時に見た光景は、彼に強い印象を残すことになります。
オーケストラのコンサートでは、平日にもかかわらず2,500人の座席がすべて埋まっている
サッカースタジアムでは、60,0000人もの観客が試合に熱狂している。
土日になると、美術館は家族連れで溢れている。
日本ではなかなか考えにくい光景ですよね。
しかし、海外の人々、特にアメリカやヨーロッパ諸国の人々にとっては、この光景は普通だといいます。

西洋の国々では、自分の家にアートを飾ることが一般的です。
海外のドラマやホームビデオを見ても、壁に絵が掛けてあったり、彫刻のようなオブジェが飾ってあったりするのをよく見かけませんか?
家の人がそれぞれ好きなアーティストの作品を飾っているので、
「この絵は○○の描いた絵ではないですか?」
「このオブジェはとても素敵ですね。どこで手に入れたのですか?」
などと会話の糸口になるのだそうです。

また、美術館や展覧会に行くと子どもの割合が多いのも特徴的です。
日本では、美術というとどうしても高尚で難しい大人向けのものと思われがちですよね。
しかし、西洋の人々は子どものときから美術にたくさん触れています。
例えば、フランスでは校外学習でルーブルやオルセーといった美術館に行くことが一般的です。
またイタリアでは、子供たちに芸術的創作活動をさせる「レッジョ・エミリア・アプローチ」という教育法が発案されました。
事実、子どものころからアートに触れることで脳がバランスよく成長し、将来的に成功をつかみやすくなるという研究結果もあるのです。


ビジネスにも要求される「文化的教養」

こういった状況の中で、西洋では文化的教養がとても重視されています。
日本では、
「教養なんて一部の人にしか必要ない

と考えられがちですが、西洋では普通のサラリーマンにさえ教養が求められます
文化に関する見識の高さが、仕事をする上での能力と結びつけられているのです。

例えば、こんな話があります。
海外出張に行って、ビジネスの相手と夕食をとることになったとしましょう。
ヨーロッパでは会食の時間が長く、3時間を超えることもザラです。
豊富な話題を持っていないと、うまく話を繋ぐことができませんよね。
教養のある人であれば、あらゆることを会話の糸口にできるので、話が尽きることはありません。
しかも、
「この人はちゃんと教養があって信頼できる人だな」
と思ってもらえれば、それからの関係もずっと良いものになります。
相手の知性や人柄を見るうえで、教養がとても重視されているということです。

また、アートにたくさん触れることは実際にビジネス能力と直結します。
アートを楽しむことで伸びるとされる力には、

  • クリエイティブネス(創造性)
  • ものごとを分析し、解釈する力
  • 感情を表現する力
  • 批判的思考

などがあります。
どれもビジネスシーンで必要なものばかりですよね。


これからは日本でも「文化的教養」が求められる

そういった世界的な流れの中で、日本はやや遅れをとっていると言えます。
アートやイベントはなんとなく「庶民のものではない」「難しいものだ」と感じている人が多いですよね。
美術館に子連れの家族はほとんどいないし、クラシックコンサートには1度も行ったことがない、という人も多いです。
ところが、これからの時代で日本は変革期を迎えるでしょう。
日本でも西洋と同じように、「文化的教養」が求められるようになるのです。

現代の世の中はグローバル社会です。
社内公用語を定めている企業や、頻繁に海外出張があるような企業も、もはや珍しくはないでしょう。
そんな中、ビジネスにおいて大きな市場を占めている西洋諸国は、決して無視できる存在ではありません。
ただ勤勉で真面目なだけでなく、相手と対等な立場に立てるだけの個性や意見がないと、これから先の世界市場では生き残っていけません。
日本人は、自国の文化について聞かれても話せることが少ないと言われます。
それに対し、西洋の人々は胸を張って自国の歴史や文化を語ります。
欧米人と対等にコミュニケーションをとるためには、「文化的教養」は必要不可欠のものとなっていくでしょう。

2017年、「ZOZO TOWN」などを運営する前澤社長がアメリカ人画家の絵画を約123億円で落札し、話題になりました。
自動車メーカーの日産は、日本文化の発展のために2013年から「日産アートアワード」という賞を設けています。
もう、国内でも変化は始まっているのです。
「アートは難しいものだ」
「普通のサラリーマンに教養なんて必要ない」
こういった価値観は、もはや国際的に時代遅れとなりつつあります。
新たに日本の文化を見つめ直すことが、この令和の世の中で必要なことなのです。
そのためのお手伝いをできるよう、私たちSonoligoは努力を続けていきます。

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