長唄三味線方 三代目 柏要二郎「第七回 長唄三味線の音色」ゲスト 三味線方 杵屋五助・唄方 杵屋佐喜、杵屋勝四寿(ライブ配信 + アーカイブ視聴7日間)
2020/11/10 (火)
開催時刻
20:00
~
21:30
(開場 19:55)
予約締切 2020/11/10 ( 火 ) 21:30
合計予約可能人数
発生する料金
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「予約可能な日程」に記載のあるプランに加入が必要です。
予約時に追加料金は発生しません。
コンテンツの詳細
2020年11月10日(火)20:00から無観客ライブ配信にて、今年の8月に歌舞伎座の『棒しばり』、10月に御園座の『連獅子』で立三味線を勤められた長唄三味線方の柏要二郎さん、そしてゲストには「長唄三味線の音色」の立ち上げ当初よりご出演いただいている三味線方の杵屋五助さん、今回は更に、唄方の杵屋佐喜さんと杵屋勝四寿さんの御二人をお迎えして、長唄の演奏と皆さまからのご質問やご感想に答える時間を設けた、およそ90分の番組です。
ライブ配信後、11月17日(火)24:00までアーカイブをご覧いただけます。
<ご挨拶>
今年7月以来となるインターネット配信による演奏会「第7回 長唄三味線の音色」を開催いたします。
これまでは「長唄三味線の音色にたっぷり浸っていただきたい」という願いから、三味線のみの演奏会を開催して参りましたが、今回初めて唄方をゲストにお迎えして長唄本来の演奏形式である唄と三味線による演奏をお送りします。
演奏する曲目は、私が今年の十月名古屋御園座「錦秋御園座歌舞伎」で尾上菊之助丈の立三味線を勤めさせていただきました『連獅子』です。
ゲストは、三味線方には皆様お馴染みの杵屋五助さん。唄方には私と同世代で修行時代を共に過ごした仲間でもあり、更には人気・実力も兼ね備えた今もっとも注目の唄方の1人である杵屋佐喜さん。そして今や歌舞伎公演のみならず、あらゆる邦楽・舞踊公演において無くてはならない唄方でいらっしゃる杵屋勝四郎師の下で堅実な修行を積んでこられた杵屋勝四寿さんをお迎えします。
私個人といたしましては、名古屋で勤めさせていただいた『連獅子』の凱旋演奏会のつもりで開催させていただきます。
名古屋に観に来られなかった方には劇場の熱気を少しでも感じていただければと思いますし、お越しいただいた方にはあの興奮をもう一度この演奏会で呼び覚ませていただければ幸いです。
私のことはさておき、何より今回の演奏会では、新進気鋭の若手演奏陣による熱気に満ちた演奏をご堪能いただければと存じます。
皆様、何卒よろしくお願い申し上げます。
長唄三味線方 三代目 柏 要二郎
<日時>
・ライブ配信
2020年11月10日(火)20:00~21:15(終演予定)
・アーカイブ視聴期限
2020年11月17日(火)24:00迄
<タイムテーブル予定>
・ご挨拶、出演者紹介 15分
・演奏 30分
・幕間 10分
・三味線楽屋ばなし 20分
<プロフィール>
▼ 三味線方 柏要二郎(かしわようじろう)
一般社団法人長唄協会会員 長唄柏流同門会常任理事 尾上菊五郎劇団音楽部
1983年(昭和58年)東京生まれ。 父は三代目柏伊三郎(かしわいさぶろう)。
5歳の時に今藤文子師に入門し手ほどきを受け6歳で初舞台を踏む。その後20数年にわたり同師に指導を受ける。
19歳の時に今藤美治郎師に入門し本格的に長唄三味線方としての修行を始める。
平成15年10月歌舞伎座にて行われた十二代目市川団十郎丈・四代目尾上松緑丈の『連獅子』にて柏誠一を名乗り歌舞伎座初出演。
平成16年4月柏流同門会より柏要二郎の名を許され、同年5月歌舞伎座にて行われた「十一代目市川海老蔵襲名披露興行」の『勧進帳』に出演。また同年10月同襲名披露興行パリ公演にも参加。
これを皮切りに四代目坂田藤十郎丈による「近松座韓国公演」、十二代目市川団十郎丈・十一代目市川海老蔵丈による「パリオペラ座公演」にも参加し、20代前半で3度の海外公演を経験する。
20代から30歳過ぎまでは歌舞伎専従者としてではなくフリーの長唄三味線方として、歌舞伎公演の出演を中心に、その他にも東京をはじめ全国各地で行われる日本舞踊公演や長唄演奏会にも出演し、地道に演奏家としての下積みを積む。
平成27年5月尾上菊五郎劇団音楽部に入部し、歌舞伎専従の長唄三味線方となる。
平成28年7月公文協巡業の『鳴神』にて初めて黒御簾の舞台師を勤める。 またこの巡業で初めて幕外の大薩摩も勤める。
平成29年1月新春浅草歌舞伎の『棒しばり』にて初めて歌舞伎本興行での立三味線を勤める。
令和2年8月六代目中村勘九郎丈 二代目坂東巳之助丈の『棒しばり』で歌舞伎座で初めての立三味線を勤める。
本拠地東京では歌舞伎座・国立劇場・新橋演舞場などで数多くの歌舞伎公演に出演し、大阪・京都・名古屋・博多など各地方の劇場でも多くの公演に出演。
メディアではNHKFMの邦楽番組、NHKEテレの歌舞伎番組や日本舞踊番組等に出演し、2014年4月にはテレビ朝日「題名のない音楽会」にも出演。
二代目柏伊三郎・九代目坂東三津五郎は祖父に、十代目坂東三津五郎は叔父に、二代目坂東巳之助は従兄弟にそれぞれあたる。
▼ 三味線方 杵屋五助(きねやごすけ)
1983年 佐賀市生まれ。
6歳より杵屋五洲に師事。
1993年より人間国宝 杵屋五三郎に師事。2000年に杵屋五助の名を許される。
2002年より杵屋五三助に師事。2006年東京芸術大学卒業。
2010年より同大学に教育研究助手として三年間勤務。
長唄三味線方として国立劇場、歌舞伎座、紀尾井ホール、NHKホール、NHKEテレ、FMなどに多数出演。
▼ 唄方 杵屋佐喜(きねやさき)
1983年東京生まれ。
江戸時代より続く長唄佐門会家元・七代目杵屋佐吉の次男。
6歳で国立大劇場にて初舞台。
長唄を人間国宝・杵屋佐登代、今藤尚之に、三味線を祖父・五世杵屋佐吉、田島佳子に師事。
玉川大学芸術学科、声楽専攻卒業。
声楽を藤原歌劇団テノールの市川和彦に、ピアノ・作曲をピアニストの仲野真世に師事。
第11回アジアクラシック音楽コンサート新人賞受賞。
2002年父の前名である佐喜の名を三代目として襲名。
現在、長唄の唄方として全国各地の演奏会、歌舞伎公演、日本舞踊会、NHK『にっぽんの芸能』他、テレビ、ラジオに出演多数。『市川海老蔵 Grand Japan Theater NY・カーネギーホール公演』『平成中村座スペイン公演』他、ブラジル、韓国、シンガポール等の海外公演へも参加。
劇団☆新感線『偽義経冥界歌』制作発表曲、黒木瞳主演『GURUになります〜平浅子と源麗華の一週間〜』挿入歌、BTUスクール校歌、新曲アニメーション『カレーライスの唄』などの作詞作曲も手掛ける。
また東京、静岡、長野を中心に門弟育成、全国各地で子ども、教員向けのワークショップを開催。音楽教科書の執筆、監修にも携わる等、長唄の普及活動にも積極的に取り組んでいる。
母方祖父は『七人の侍』等で知られる映画俳優の木村功。
▼ 唄方 杵屋勝四寿(きねやかつしず)
1992年 神奈川県出身。
2008年 六代目杵屋勝四郎師に師事。
2010年 八代目杵屋勝三郎御家元より杵屋勝四寿の名を許される。
同年5月、京都芸術劇場「春秋座歌舞伎舞踊公演」にて初舞台。
2012年 東京藝術大学音楽学部邦楽科別科修了。
一般財団法人杵勝会会員、一般社団法人東音会同人、一般社団法人長唄協会会員。
歌舞伎・舞踊会・演奏会を中心に活動中。
<三味線楽屋ばなしへのお便りの送り方>
・柏要二郎やゲストへご質問やご感想などがございましたら、「Twitter」でハッシュタグ「#三味線楽屋ばなし」を付けて投稿してください。
・Vimeoのチャットをご利用ください。
<視聴方法>
・配信開始時間30分前に「配信URL」を設定します。
・「配信サイトを開く」をクリックすると「Vimeo」の視聴用ページが開きます。
・視聴用ページが開かない場合は、未だ「配信URL」が設定されていません。少し時間を空けてからチケット画面を再読み込みしてください。
・もし「配信サイトを開く」から視聴ページがご覧になれない場合には、下に表示されている配信URLをブラウザにコピペしてご覧ください。
・配信開始時間になりましたら、ブラウザやVimeoアプリをリロードしてください。
・再生後に音が聴こえない場合は、画面をクリックしてミュートを解除してください。
<視聴推奨環境>
・インターネットへの接続は、可能であれば無線(Wi-Fi)ではなく有線LANケーブルでのご利用をオススメします。Wi-Fiの場合は、5GHz帯(11a、11ac)のご利用を推奨します。インターネット環境や視聴端末についてのサポートはいたしておりません。ご契約のインターネットサービスプロバイダやご利用サービスの提供元へお問い合わせください。
・端末内蔵スピーカーの音が小さい場合は、イヤホンやヘッドフォン、または外付けスピーカーのご利用をオススメします。
<配信について>
・動画共有サイト「Vimeo」を利用した無観客ライブ配信です。「Vimeo」へ登録せずに視聴できます。
・TVでご覧になりたい方は、「Vimeo テレビで見る方法」で検索してください。ただし、大画面高画質TVでのご視聴は画質が粗くなったり、視聴方法によってはカクつきが多発する場合がございますので、予めご了承ください。
<アーカイブ視聴について>
・配信翌日から7日間、11月17日(火)24:00迄、アーカイブをご覧いただけます。
<タケノワ座より>
この度は、「長唄三味線の音色」にご興味をお持ちくださいまして、誠にありがとうございます。短い時間ではありますが、どうかお一人でも多くの方が、心穏やかな時間をお過ごしになれますように。
YouTube公式チャンネル「タケノワ座」
https://www.youtube.com/channel/UCbfRb_Yy-kYS2jDxKrETklw
Vimeo「タケノワ座」
https://vimeo.com/takenowa
イベント当日の流れ
この度は、タケノワ座オンラインイベントにご参加くださいまして、誠にありがとうございます。
本配信は「Zoom」ではなく「Vimeo」を使用しますが、基本的な視聴方法は「Zoom」と同じです。また、「Vimeo」の事前のインストール・アカウント登録などは一切不要です。
<視聴方法>
・配信開始時間30分前に「配信URL」を設定します。
・「配信サイトを開く」をクリックすると「Vimeo」の視聴用ページが開きます。
・視聴用ページが開かない場合は、未だ「配信URL」が設定されていません。少し時間を空けてからチケット画面を再読み込みしてください。
・もし「配信サイトを開く」から視聴ページがご覧になれない場合には、下に表示されている配信URLをブラウザにコピペしてご覧ください。
・配信開始時間になりましたら、ブラウザやVimeoアプリをリロードしてください。
・再生後に音が聴こえない場合は、画面をクリックしてミュートを解除してください。
< 注意事項 >
・万が一、配信URLが確認できない場合には、Sonoligoサイトのイベントページ左下にあるチャットよりお問い合わせください。
・配信直前、配信中のお問い合わせには対応できません。ご了承ください。
・配信場所によっては環境音が入る場合がございます。
・予期せぬトラブル等により正常にライブ配信が始まらない、またライブ配信を継続することが困難と主催者が判断した場合には、ライブ配信を中止する場合もございます。その場合は、誠に申し訳ございませんが、記録された部分のみをアーカイブにてご覧いただきます。予めご了承ください。
参加方法
オンラインイベント
Zoomを通してオンラインでイベントを楽しむことができます。
主催
令和二年「タケノワ座」はじめます。
今まで不定期ながらも長く続けてきた落語会や長唄三味線の会を催せなくなってしまいました。また、落ち着いた後も元のように開催できるかどうかは不確かな状況…。
そこで、竹ノ輪は、オンラインでイベントを開催する場として「タケノワ座」を立ち上げることにしました。
派手なことはできませんが、オンラインに移ってもご参加いただける視聴者の皆さま、ご出演の皆さまと共に、竹ノ輪らしい番組やイベントを実現できたらと考えています。
じわりじわりとはじめて参りますので、フォローをどうぞ宜しくお願い申し上げます。
<出演者一覧>
・ 長唄三味線方 三代目 柏要二郎
・ 落語家 古今亭文菊
・ 鶴田流琵琶 榎本百香
・ 浪曲師 玉川奈々福
(順不同、敬称略)
竹ノ輪の理念は、「日本伝統文化がもつこころに優しい価値をとおして、心豊かな生活文化の実現に貢献し続けること」。現代の日常生活において必要とされる、こころに優しいものやサービス、また情報などを提供、毎日に笑顔をお届けすることを使命としています。
出演者

柏要二郎

杵屋五助

杵屋佐喜
