古今亭文菊・落語と四方山話「文菊のへや」第15夜『紙入れ』 参加レポート

作成日:2020/12/13(最終更新日:2021/01/06)

イベントコメンターの江坂です。今回も新たな体験を体に刻むために、イベントに参加してきました。参加したのは「落語」です。

落語とは、話の最後に滑稽な落ちがつくお噺のことです。落語家とは、非常にシンプルに言うと「面白い話をする人」かもしれません。

でも、落語の偉大なところは、「面白い話をする人」という文脈が、過去から脈々と引き継がれて、個人の域を時代や空間を超えて文化として成立しているところではないかと思います。

これまでに落語をオフラインで聞いたことがない私ですが、本イベントは落語を現代的に楽しめるところが素晴らしいと感じました。

そこで、本イベントのオンラインならではの工夫に着目してお伝えしたいと思います。

この記事は、Sonoligoのイベントに実際に参加してきたレポート記事です。イベントの魅力を参加者の視点でご紹介します。

今回はオンラインの落語イベントならではの工夫に着目してお伝えします。

参加したイベント


古今亭文菊・落語と四方山話「文菊のへや」第15夜『紙入れ』
開催日程:2020/12/10(木) 20:00-21:30
ジャンル:伝統芸能
開催形態:オンライン(ライブ配信)

前半に演目があり、後半はよもやま話になります。

今回のイベント出演者

タケノワ座
本イベントの主催
Sonoligoのプロフィールページはこちら

古今亭文菊
落語家
Sonoligoのプロフィールページはこちら

参加した人


江坂大樹
1994年愛知県生まれ。音楽や音楽を取り巻く世界に興味がありますが、音楽について詳しくはありません。

オンラインイベントならではの工夫

1. イベントページの情報が豊富

イベントページからすでに人柄が伝わってくるような気がしました。また、事前の情報が豊富で、参加方法の案内も丁寧だと感じました。オンラインのイベントは直接人と対面せず、慣れていない方も多いと考えられますが、事前の情報が多いことでとても安心して楽しめる気持ちになります。

zoomではなくvimeoという映像配信サービスを用いて開催されるため、人と直接対峙するような緊張感もありません。

Sonoligoにまだ慣れていない人が、初めてオンラインイベントに参加するにはもってこいのイベントだと思います。

2. SNSを使ったコミュニケーション

Twitterのハッシュタグが用意されていて、オンラインならではの盛り上がりを促す準備も整っている印象でした。Twitterで検索してみると、過去のイベント参加者の感想や、次のイベントを期待する声などがあり、イベントへの信頼度と期待感が高まりました。楽しみにしている人がリアルタイムで見えることは、とてもいいなと思いました。

そのおかげか、普段あまり落語を楽しんでいるわけではない私でも、YouTubeなどで落語を見ることとは全く別次元の気分で、このイベントに参加することが楽しみになっていました。本イベントはオンライン開催ですが、やはりイベントの同時性(その時にやっていること)や限定性(その場所でやっていること)がイベントの価値になりうるなと感じます。


イベントの様子

イベントの様子はというと、文菊さんの柔らかい雰囲気があり、落ち着いて好きなように時間を楽しめる状態ができていました。

私は直前まで予定がありましたが、イベントが始まってもしばらく文菊さんがおしゃべりをしているので、遅れても大丈夫です。

一方でそのおしゃべり自体も面白いので、遅れたくないイベントです。

イベントの見どころ

とにかく、文菊さんがあーだこーだ言います。落語はなかなか始まりません。でも、そこが見どころだと感じます。

演目が始まる前に、文菊さんのおしゃべりを通して演目の概要を知ることができました。これは演目がどんな話なのか知らない私にとって、落語をわかりやすく、かつ楽しみやすくする助けになりました。

また、個人的なおしゃべりを好きなように展開することで、文菊さんの人柄がどんどん知ることができます。それは親しみに繋がるので、よりリラックスした状態で、落語が始まることになります。

私が感動したのは、落語が、そのおしゃべりから流れるように始まったところです。突然空気が変わったように演目が始まります。その時、私は「この人は落語家だ」と感じたような気がしましたが、最初からずっと落語家であったことは、言うまでもありません。

文化イベントとしての魅力

文菊さんは、「落語は人間のしくじりを描く」と表現していました。その言葉の通り、演目の中では人のしくじりのストーリーが描かれており、昔の人の暮らしや考え方が、なんとなく見えてきます。

つまり、「落語ってむかしの日本人を教えてくれる演劇なのかもしれない」と、そんな風に感じました。今の人と似ているところも、全然違うところもあります。落語は、そうやって時間を超えて文化の比較ができる、歴史の資料の一つのようにも思えます。

それから、落語の感想やコメントをリアルタイムで見られるというのは、新しい落語の楽しみ方で、「文化のオンラインイベント」として、とても面白いです。

おすすめな人

世の中のことについて話したい、聞きたい人は、文菊さんとのやりとりがきっと楽しいはずです。文菊さんはの視点は、とても文化的でフラットです。

また、イベント実施中にもコメントやツイートで交流があるため、落語や日本のカルチャーについて興味のある人、交流したい人にとっていい場になるはずです。

一方で、カジュアルに参加することができるので、はじめて落語を聞いてみたいという人にもおすすめです。

興味のある方は、次回開催の際は参加の予約をお忘れなく!主催者をフォローしておくとSonoligoからお知らせを受け取ることができます。

今回のイベント出演者

タケノワ座
本イベントの主催
Sonoligoのプロフィールページはこちら

古今亭文菊
落語家
Sonoligoのプロフィールページはこちら


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