ルンデ第109回公演
福田進一 ギターの歴史をたどる旅〜ヴィルトゥオーゾの系譜〜

音楽 / クラシック 愛知県 名古屋市

開催日程

2025/5/24


対象座席

早期申込一般
( 4000 円相当)


予約可能な日程

2025/5/24 (土)

開催時刻 15:00 ~ 17:00 (開場 14:30)

予約締切 2025/5/24 15:00

合計予約可能人数

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予約時に追加料金は発生しません。


コンテンツの詳細

2025年 5月 24日 (土)
15時00分 開演(14時30分 開場)
会場:Halle Runde(名古屋市昭和区桜山)

>Message------------------------------
 東京文化会館を舞台に、2020年にスタートした「新たなスタンダードを求めて」シリーズも早いもので第6回を迎えることになりました。毎年、多くの皆様にご来場いただき、その温かいご支援に感謝しております。 今回は、昨年好評をいただいたテーマ「ヴァリエーションの系譜」のアイデアを拡大し、再考した「ヴィルトゥオーゾの系譜」をテーマに聴いていただきます。
 プログラムは、20世紀初頭に作曲家レスピーギが注目し、その管弦楽作品「リュートのための古代舞曲とアリア」のベースに使用したイタリアの研究家キレゾッティ編纂の「16世紀のリュート写本(作者不詳)」からの抜粋。続いて大バッハ自身が、ヴァイオリン・パルティータ第3番のリュート版として自筆で書き残した組曲BWV1006a。そしてモーツァルトのオペラ「ドン・ジョヴァンニ」に基づく幻想曲。これは、かのリストとその腕前を競ったピアニスト作曲家タールベルクの作品を同時代に生まれた天才ギタリスト、レゴンディがギター用に再構成した作品で、演奏される機会の少ない最上級難易度の作品です。さらにヴィルトゥオーゾの代名詞とも言えるパガニーニの名曲グランド・ソナタ。最後に2007年に私のために書いていただいた野田暉行先生(1940-2022)の大作グランド・コンソレーションを18年の時を経て再演いたします。これは邦人作曲家による最も重厚かつ華麗なギター作品です。初演時には気づかなかった作曲者のアイデア、難易度の高いパッセージの解決法など、その後の多くの発見を皆様に聴いていただければと思います。是非のご来場をお待ちします。

>Program------------------------------
O.キレゾッティ編纂
 リュートのための小品集
(イタリア16世紀のリュート写本より)

J.S.バッハ/編曲:福田進一
 組曲 ホ長調 BWV1006a
(ヴァイオリン・パルティータ第3番)

ジュリオ・レゴンディ
 「ドン・ジョヴァンニ」幻想曲
(タールベルク「大幻想曲 作品14」に基づく)

ニコロ・パガニーニ/編曲:福田進一
 グランド・ソナタ イ長調 M.S.3

野田 暉行
 グランド・コンソレーション
(2007/所沢MUSE委嘱作品/福田進一に献呈)

>アーティスト紹介-----------------------------
福田 進一(ギター)/ Shin-ichi Fukuda, Guitar
 1955年、大阪生まれ。81年パリ国際ギターコンクールでのグランプリ優勝。以後、40年以上に亘り、日本を代表する国際派ギタリストとして、ソロ・リサイタル、主要オーケストラとの協演、一流ソリスト達との共演を続け、そのボーダーレスな音楽への姿勢は世界中のファンを魅了している。2019年春のロシア・モスクワ、秋のスイス・ジュネーヴ公演以降、コロナ禍で休止していた海外演奏活動を徐々に再開。23年には台湾・台北での2度のコンチェルト、韓国・大邱、24年夏にはチェコ・ブルノ国際ギターフェスティバルに参加。
 25年春にはアメリカ(シカゴ、シアトル)さらに秋には中国(上海)、台湾(台北、台中、高雄)へのコンサート・ツアーを予定している。
 84年のデビューLP盤から最新のハイレゾ録音に至る40年のディスコグラフィーは、既に110タイトルを超える。2024年は、5月に「悪魔の奇想曲(マイスター・ミュージック)」を発表。エドゥアルド・フェルナンデスとの名盤「デュオ~ウィーンプログラムへの誘い~」もリマスター・リリース、共に各誌で高い評価を得る。さらに、2025年1月24日には同レーベルよりフェルナンデスとの最新録音「二人の友」を発表。
 楽譜出版では、現代ギター社より、2022年「ヴァイス作品集~異邦人」、2023年には「スカルラッティ~ギターのための12のソナタ集」を発表。2025年1月には「バッハ〜2つのギターのためのコンチェルト / マルチェロ、ヴィヴァルディ、アルビノーニに基づく鍵盤作品編曲集」がリリースされた。
 2019年の映画「マチネの終わりに」(キャスト:福山雅治、石田ゆり子、監督:西谷弘、原作:平野啓一郎)では、クラシックギター監修を担当、数々のギター名曲をスクリーン上に披露。また、インターネットでは「福田進一 ザ・ギターレッスン」を開講。OTTAVA-TV、ぶらあぼcafeで配信、好評を得ている。
 広島エリザベト音楽大学、上海音楽院(中国)、アリカンテ大学(スペイン)各音大のギター科客員教授。
 東京、台北、ハバナ、アレッサンドリア、ハインスベルグ、コブレンツ、全米ギター協会など、主要国際ギターコンクールの審査員を歴任。
 平成19年度「外務大臣表彰」受賞。平成23年度芸術選奨「文部科学大臣賞」受賞。
 公益社団法人日本ギター連盟 名誉理事。


イベント当日の流れ

Sonoligo会員様の受付は、開場時間から当日券販売カウンターにて行います。登録画面をスタッフにお見せ下さい。途中入場は曲間のみとさせていただきます。
尚、会場駐車場は出演者関係者用ですので近くの有料駐車場に停めるか公共交通機関でお越しください。


参加方法

リアルイベント

実際に会場に足を運び、イベントに参加します。


施設

Halle Runde

愛知県名古屋市昭和区桜山町1−21


主催

一般財団法人ルンデ
室内楽を中心としたコンサートの主催および後援、演奏家の支援など主な活動としています。

2017年10月19日一般財団法人ルンデを設立いたしました。前身である《Studio RUNDE》は、1981年5月、当時の日本では珍しかった《室内楽専用小ホール》として名古屋丸の内でスタートし、通常160席最大でも200席というステージと客席の一体感を味わえるこのホールでは、演奏家が「今、聴かせたい音楽を」というプログラムづくり、それに果敢に挑戦する聴衆という独特な雰囲気をもった、主催公演「ルンデの会例会」は1200回以上催され大変好評を得ていましたが、2007年夏、多くの方々から惜しまれ建物の取り壊しとともに姿を消し、人々の記憶に残るのみとなってしまいました。
名古屋では主催公演を行うホールは減り、室内楽を楽しめる機会も減ってきている中、日本国内に目をむけてみれば海外の演奏家は数多く来日していますし、 日本人演奏家も精力的に演奏会を重ねています。個人的に演奏を聴く機会をもっと名古屋で増やしたい、ルンデのようなホールがあればとずっと想っていました。そんな折、ルンデ主宰の鈴木詢氏より企画・運営をしているコンサートの今後について相談があり対話を重ねていくと新しい「ルンデ」が自分達のやり方で再現できるのではないかという「想い」が「望み」に変わりました。
かつての「ルンデの会」および「ルンデあしながクラブ」の理念、活動を引き継ぎ、コンサート・演奏会の主催・後援、演奏家の支援、音楽を生涯学習の一環として活動している団体への支援を柱とし、文化および芸術の振興を目的とした活動していきます。
第一段階として室内楽専用ホールの建設を目標に、皆様からのご寄付を中心に活動していきますので、ご協力お願いいたします。


出演者

福田進一

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