ルンデ音楽祭’25-4
ルンデ桜山音楽祭 CONCERT IV « Runde der Harmonie »
2025/10/26 (日)
開催時刻
14:30
~
16:30
(開場 14:00)
予約締切 2025/10/26 ( 日 ) 14:30
合計予約可能人数
発生する料金
サブスクで予約可能
「予約可能な日程」に記載のあるプランに加入が必要です。
予約時に追加料金は発生しません。
コンテンツの詳細
2025年 10月 26日 (日)
14時30分 開演(14時00分 開場)
会場:Halle Runde(名古屋市昭和区桜山)
>Message------------------------------
〜第1回 ルンデ桜山音楽祭「故・鈴木詢に捧ぐ」〜
ルンデの根源は室内楽にあると言っても過言ではないでしょう。創立者の鈴木詢さんは室内楽というジャンルならではの、複数の 「個」が一緒になって創っていくライヴの感動と興奮、そして演奏者と観衆が共有できる「内密な空間」を大切に思っていました。 Halle Runde は、その理念を引き継ぎつつ、さらに暖かいアットホーム的かつ実験的なホールとして羽ばたいています。この素晴らしい空間で室内楽のコンサ トを二日間催せることになり、これ以上に嬉しいことはない心境です。5公演を通して聴いていただ
き、ルンデならではの室内楽の醍醐味に浸っていただければ本懐の至りとするところであります。
音楽監督 酒井淳(チェロ/ヴィオラ・ダ・ガンバ)
>Program------------------------------
J.S. バッハ
ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのための3つのソナタ, BWV1027-1029
渡邊順生、酒井淳
無伴奏チェロ組曲 第2番 ニ短調 BWV 1008
酒井淳
>アーティスト紹介------------------------------
酒井 淳(チェロ、ヴィオラ・ダ・ガンバ)/ Atsushi Sakai, Cello,Viola da gamba
名古屋生まれのチェロ奏者・ガンバ奏者・指揮者。1986 年に渡米。
中島顕氏、堤剛氏、H. シャピロ氏に師事した後に渡欧、パリ国立高等音楽院でP. ミュレール氏に師事し首席で卒業。また、同音楽院在学中バロック・チェロ、ヴィオラ・ダ・ガンバを並行してC. コワン氏にも師事する。
レ・タラン・リリクやル・コンセール・ダストレなどの古楽アンサンブルの通奏低音奏者として、数々の演奏会とCD録音を手掛ける。室内楽に力を注いでおり、シット・ファスト(ガンバ・コンソート)やカンビニ弦楽四重奏団の創立者として活躍している。
シャンゼリゼ劇場、ウィーン・コンツェルトハウス、アムステルダム・コンセルトヘボウ、シャトレ劇場他、欧州の著名な演奏会場に出演。ソロでは、フランス・ヴィオール音楽のスペシャリストとして高く評価される。2015 年にはフランスのアパルテ・レーベルよりフォルクレのCDをリリースし、朝日新聞紙上に「豪壮で憂愁濃く、魔性と情念渦巻く世界へ」との評が掲載された。指揮では近年、フランスのディジョンやリールのオペラ座、オペラ・コミック座にて、シャルパンティエやモーツァルトなどのオペラを上演、成功を収めている。現在、桐朋学園大学特任教授。
渡邊 順生(チェンバロ)/ Yoshio Watanabe, Cembalo
チェンバロ、クラヴィコード、フォルテピアノ奏者、指揮者。2010年度第42回サントリー音楽賞受賞、2024年度毎日芸術賞受賞。また、2019年1月に指揮したモンテヴェルディのオペラ《ポッペアの戴冠》(大阪・いずみホール)ではが三菱UFJ信託音楽賞奨励賞を受賞した。1950年鎌倉の生まれ。一橋大学社会学部卒業。アムステルダム音楽院にてソリスト・ディプロマ及びプリ・デクセランスを取得。小林道夫、グスタフ・レオンハルトらにチェンバロを師事。論文執筆や楽譜校訂も手がける。フランス・ブリュッヘン、アンナー・ビルスマ、ジョン・エルウィス、マックス・ファン・エグモント、バルトルド・クイケン等、欧米の名手・名歌手たちと多数共演。録音ではソニー、創美企画、コジマ録音、セシル・レコードより多数のCDをリリース。『モーツァルト:フォルテピアノ・デュオ』[共演:崎川晶子](2006)及び『フレスコバルディ/フローベルガー:チェンバロ作品集』(2016)でレコード・アカデミー賞を受賞。著書『チェンバロ・フォルテピアノ』(東京書籍、第3刷2009)は初期鍵盤楽器に関する包括的な解説書・研究書として、各方面で大きな反響を呼んだ。また2016年秋に上梓した『バッハ・古楽・チェロ~アンナー・ビルスマは語る~』(アルテス・パブリッシング、2016)もまた新聞・雑誌等で絶賛された。校訂楽譜としては、全音楽譜から、《幻想曲とソナタK.475+457》(1995)及び《トルコ行進曲付きソナタ》(2016)[共にモーツァルトの自筆譜に基づく]を出版している。1983年以来、フェリス女学院短期大学、上野学園大学、東京音楽大学、国立音楽大学等で後進の教育に携わり、現在は、桐朋学園大学音楽学部講師。日本チェンバロ協会会員。
イベント当日の流れ
Sonoligo会員様の受付は、開場時間から当日券販売カウンターにて行います。登録画面をスタッフにお見せ下さい。途中入場は曲間のみとさせていただきます。
尚、会場駐車場は出演者関係者用ですので近くの有料駐車場に停めるか公共交通機関でお越しください。
主催
2017年10月19日一般財団法人ルンデを設立いたしました。前身である《Studio RUNDE》は、1981年5月、当時の日本では珍しかった《室内楽専用小ホール》として名古屋丸の内でスタートし、通常160席最大でも200席というステージと客席の一体感を味わえるこのホールでは、演奏家が「今、聴かせたい音楽を」というプログラムづくり、それに果敢に挑戦する聴衆という独特な雰囲気をもった、主催公演「ルンデの会例会」は1200回以上催され大変好評を得ていましたが、2007年夏、多くの方々から惜しまれ建物の取り壊しとともに姿を消し、人々の記憶に残るのみとなってしまいました。
名古屋では主催公演を行うホールは減り、室内楽を楽しめる機会も減ってきている中、日本国内に目をむけてみれば海外の演奏家は数多く来日していますし、 日本人演奏家も精力的に演奏会を重ねています。個人的に演奏を聴く機会をもっと名古屋で増やしたい、ルンデのようなホールがあればとずっと想っていました。そんな折、ルンデ主宰の鈴木詢氏より企画・運営をしているコンサートの今後について相談があり対話を重ねていくと新しい「ルンデ」が自分達のやり方で再現できるのではないかという「想い」が「望み」に変わりました。
かつての「ルンデの会」および「ルンデあしながクラブ」の理念、活動を引き継ぎ、コンサート・演奏会の主催・後援、演奏家の支援、音楽を生涯学習の一環として活動している団体への支援を柱とし、文化および芸術の振興を目的とした活動していきます。
第一段階として室内楽専用ホールの建設を目標に、皆様からのご寄付を中心に活動していきますので、ご協力お願いいたします。
出演者

渡邊順生
