鐘への執心、その供養 第47回能のことばを読んでみる会《鐘巻・道成寺》
芦屋能舞台
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コンテンツの詳細
日本の伝統芸能「能」のことば(詞章、謡曲とも)は、和歌や漢詩・歴史など古典文化の宝庫です。でも「難しそう」と能が好きな人でも、「なんとなく」としか分かっていないことも、意外に多いのではないでしょうか。でも、それは「もったいない」と思いませんか?
「能のことばを読んでみる会」は3か月に1回、テーマ曲を定め、一緒にことばを読みながら、能の内容に一歩踏み込み、楽しむポイントを増やすことを目指す会です。
主催者は責任を以て、様々な話題を提供しますが、参加者の皆さんも一緒に読む中で感じたこと、能を見たり、稽古したりする際の、より深く楽しむ「きっかけ」となることを目的に開催しています。
47回目に取り上げる能は、「能楽師の卒業論文」といわれる能の大曲《道成寺》と、その原曲である《鐘巻》を比較しながら読みます。
熊野詣の僧に思いを寄せた少女が蛇体と変化して、道成寺の鐘に隠れた男を焼き亡ぼしたという物語の後日談。
《道成寺》は秘伝口伝のつまった技術を見せる能ですが、原曲にまで触れて読むことで、その物語的な魅力を一緒に考えてみましょう。
(初めて午前《求塚》・午後《鐘巻・道成寺》に分けて同日2曲開催です。)
イベント当日の流れ
会場に来場者用の駐車スペースはありません。公共交通機関または近くのコインパーキングをご利用ください。
主催
地域の古記録に基づいた能や狂言を上演したり学ぶことで、地域の歴史を、楽しんで体感することの実現を目指しています。
2014年から3ヶ月に1回のペースで「能のことばを読んでみる会」を開催。
2016年から不定期に「能楽と郷土を知る会公演」を開催。
2018年から夏休みに「こうべさんだ能・狂言子ども教室」を開催。
地域と能楽の関わりを紹介するマンガの制作、「ひなまつり五人ばやしコンサートin旧九鬼家住宅」や連続講座「さんだゆかりの能・狂言を知る 知識編 三田の歴史と芸能の話」、地域ゆかりの新作狂言《くわばら》・復曲能《鼓の瀧》の上演主催など。