2025/11/24 (月)
開催時刻
15:00
~
19:00
(開場 14:30)
予約締切 2025/11/24 ( 月 ) 15:00
合計予約可能人数
発生する料金
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予約時に追加料金は発生しません。
コンテンツの詳細
2025年 11月 24日 (月)
15時00分 開演(14時30分 開場)
会場:Halle Runde(名古屋市昭和区桜山)
若き天性のヴァイオリニストが、92歳の巨匠チェンバリストとともに送る、
バッハの『ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ』全曲演奏会。
これはバッハの演奏におけるひとつの答え、とも言える演奏をぜひご堪能ください。
>Program------------------------------
J.S.バッハ
ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ 全6曲 BWV1014〜1019
>アーティスト紹介------------------------------
小林 道夫(チェンバロ)/ Michio Kobayashi, Cembalo
高校在学中から伴奏に強い興味を持ち、音楽担当教師がその師事する教授の門下生発表会に出演した際の伴奏をして畑中良輔氏に見出され、芸大在学中から発足当時の二期会の練習ピアニストに採用され、その結果、多くの第一線の声楽家の伴奏者として選ばれた。
卒業後1956年にヤマハピアノ音楽鑑賞会のシリーズに選ばれてモーツァルトの作品によるリサイタルを行った。1957年から中山悌一氏の伴奏者に選ばれ、ドイツ音楽の基本について徹底的に学んだ。中山氏との共演が一番多く、シューベルトの「冬の旅」だけで100回近くになる。
結団当時の新日本フィルハーモニー交響楽団のコンサートマスターとして招かれたブローダス・アール氏と共演し、またNHK交響楽団のフルート奏者吉田雅夫氏と共演したのがきっかけとなって器楽の面でも経験を積めるようになり、伴奏者として注目されるようになった。以来共演した外来演奏家は、ルティルデ・ベッシュ、エリ・アメング、エディット・マティス、リザ・デラ・カーザ、グンドゥラ・ヤノヴィッツ、アーリン・オジェー、クルト・エクヴィルツ、エルンスト・ヘフリガー、ペーター・シュライヤー、ハンス・ペーター・ブロホヴィッツ、ジークフリート・ロレンツ、ゲルハルト・ヒュッシュ、ヘルマン・プライ、ハンス・ホッター、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ、クラウス・オッカー、ヤーコプ・シュテンプッリ、ジャン=ピエール・ランパル、オレール・ニコレ、ペーター=ルーカス・グラーフ、カール=ハインツ・ツェラー、クリスティアン・ラルデ、マクサンス・ラリュー、アラン・マリオン、カール・ボプツィーン、ハンス=マルティン・リンデ、フランツ・ブリュッヘン、ロター・コッホ、ハインツ・ホリガー、エトヴァルト・ブルンナー、ペーター・ダム、ゲルト・ザイフェルト、モーリス・アンドレ、エリック・フリードマン、フィリップ・ヒルシュホルン、ジョセフ・シルバーステイン、ゲアハルト・ヘッツェル、サシュコ・ガヴリロフ、シェ・ウェイ、ヨゼフ・スーク、ノルベルト・ブレイニン、ミルトン・トマス、ルートヴィヒ・ヘルシャー、ピエール・フルニエ、ヴォルフガング・ベッチャー、スティーヴン・イッサーリス、アーダルベルト・スコチッチ、アウグスト・ヴェンツィンガー他。
オーケストラ(海外)との共演としては、カラヤン指揮のベルリン・フィルハーモニー、ロルフ・ラインハルト指揮のフランクフルト・バッハ・オーケストラ、ミュンヒンガー指揮のシュトゥットガルト室内オーケストラ、ティボール・ヴォルガ室内オーケストラがある。
日本モーツァルト協会例会には数多く出演し、新発見の曲を含め、室内楽などいくつかの日本初演をした。札幌交響楽団とSTVでモーツァルトのピアノ協奏曲全曲の指揮と独奏を兼ねた他、単独の公演としては東京フィルハーモニー交響楽団、九州交響楽団、オーケストラ・アンサンブル金沢他と共演している。
東京藝術大学バッハ・カンタータクラブを創立以来30年に渡って指導した。また、1972年からミリオンコンサートの主催で毎年12月にバッハのゴルトベルク変奏曲を演奏しているが、2010年で39回を数えた。
2002年由布院に転居、近所にチェンバロを所有する美術館があるので毎月一度バッハを中心にミニリサイタルを続けている。
2019年度第30回日本製鐵音楽賞特別賞を受賞。
山根 一仁(ヴァイオリン)/ Kazuhito Yamane, Violin
独自の鋭い感性と鮮烈なテクニックをもって、真摯に作品に取り組むヴァイオリニスト。
近年J.S.バッハ作品の演奏に力を入れており、2022年から2023年にかけてトッパンホールで開催されたJ.S.バッハ無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ&パルティータ全曲演奏会(全2回)は、大きな反響を呼んだ。2024年より満を持して全曲一挙演奏に取り組む。2024年9月キングレコードから「J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ全曲集」をリリース。
1995年札幌生まれ。
中学校3年在学中の2010年に第79回日本音楽コンクール第1位、およびレウカディア賞、黒栁賞、鷲見賞、岩谷賞(聴衆賞)並びに全部門を通し最も印象的な演奏・作品に贈られる増沢賞を受賞。同コンクールで中学生の1位は26年ぶりの快挙であった。
以後、桐朋女子高等学校音楽科(共学)に全額免除特待生として迎えられ2014年3月に首席で卒業。高校在学中より国内外の音楽祭、マスタークラスでソロ、室内楽ともに研鑽を積み音楽賞、ディプロマなど数多く受賞した。
これまでバーミンガム市響、プラハ=カメラータ、N響、新日本フィル、東京シティ・フィル、日本フィル、都響、東響、札幌響、山形響、京響、大阪フィル、名古屋フィル、アンサンブル金沢など国内外のオーケストラと共演するほか、ベルリン・フィル五重奏団、M.ヴェンゲーロフ、P.ウィスペルウェイ、N.メンケマイヤーらとの共演などでも注目を集める。東急ジルベスターコンサート、NHK『ららら♪クラシック』、NHK-FM『名曲リサイタル』、テレビ朝日『題名のない音楽会』などテレビ・ラジオの出演も多い。
2010年度横浜市教育委員会表彰。第60回横浜文化賞文化・芸術奨励賞(最年少)、第2回岩谷時子音楽財団『Foundation for Youth 賞』、2015年度青山音楽賞新人賞、第26回出光音楽賞、第19回ホテルオークラ賞などを受賞している。
これまでに故富岡萬、水野佐知香、原田幸一郎の各氏に、またドイツ国立ミュンヘン音楽演劇大学ではクリストフ・ポッペンに師事。
イベント当日の流れ
Sonoligo会員様の受付は、開場時間から当日券販売カウンターにて行います。登録画面をスタッフにお見せ下さい。途中入場は曲間のみとさせていただきます。
尚、会場駐車場は出演者関係者用ですので近くの有料駐車場に停めるか公共交通機関でお越しください。
主催
2017年10月19日一般財団法人ルンデを設立いたしました。前身である《Studio RUNDE》は、1981年5月、当時の日本では珍しかった《室内楽専用小ホール》として名古屋丸の内でスタートし、通常160席最大でも200席というステージと客席の一体感を味わえるこのホールでは、演奏家が「今、聴かせたい音楽を」というプログラムづくり、それに果敢に挑戦する聴衆という独特な雰囲気をもった、主催公演「ルンデの会例会」は1200回以上催され大変好評を得ていましたが、2007年夏、多くの方々から惜しまれ建物の取り壊しとともに姿を消し、人々の記憶に残るのみとなってしまいました。
名古屋では主催公演を行うホールは減り、室内楽を楽しめる機会も減ってきている中、日本国内に目をむけてみれば海外の演奏家は数多く来日していますし、 日本人演奏家も精力的に演奏会を重ねています。個人的に演奏を聴く機会をもっと名古屋で増やしたい、ルンデのようなホールがあればとずっと想っていました。そんな折、ルンデ主宰の鈴木詢氏より企画・運営をしているコンサートの今後について相談があり対話を重ねていくと新しい「ルンデ」が自分達のやり方で再現できるのではないかという「想い」が「望み」に変わりました。
かつての「ルンデの会」および「ルンデあしながクラブ」の理念、活動を引き継ぎ、コンサート・演奏会の主催・後援、演奏家の支援、音楽を生涯学習の一環として活動している団体への支援を柱とし、文化および芸術の振興を目的とした活動していきます。
第一段階として室内楽専用ホールの建設を目標に、皆様からのご寄付を中心に活動していきますので、ご協力お願いいたします。