宇宙×和歌 ー宇宙を和歌で詠むひとときをあなたにー

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開催日程

2020/8/14~2020/8/28


対象座席

前売り (当日まで)
(500円相当)


予約可能な日程

2020/8/14

開催時刻19:00~20:30(開場 18:30)

予約締切2020/8/1419:00

合計予約可能人数

Free1
Lite2Premium3

2020/8/28

開催時刻19:00~20:30(開場 18:30)

予約締切2020/8/2819:00

合計予約可能人数

Free1
Lite2Premium3


発生する料金

サブスクで予約可能

「予約可能な日程」に記載のあるプランに加入が必要です。
予約時に追加料金は発生しません。


コンテンツの紹介

和歌は、日本固有の古典詩の1つで、千年以上に渡り育まれた日本の文化です。宇宙は、私たちが住む世界そのものを表し、現代では誕生と進化の歴史をもつ広大な時空間のことです。古来日本人は、宇宙での出来事に関心をもち、月や星をことばに映し、歌に込めました。

照る月の 流るる見れば 天の川 いづるみなとは 海にざりける
(紀貫之、『土佐日記』より)

は、海の彼方に沈んでいく夜月をみて、天の川もまた、地上の川のように海に流れ込んでいるのだろう、と、帰京する舟で連想する歌なのだそうです。

今を生きる私たちにとってみると、宇宙はこれまでにないほどに身近になりました。地球の外で人や機械が活動し、宇宙は旅先の1つに数えられ、科学の知見から星、銀河、惑星、はたまた宇宙そのものの誕生を理解することが出来ます。しかし、和歌を詠むという習慣は目立たなくなったようです。どちらかといえば、宇宙開拓など、科学文明を進めるのに役立つ知識や技術を得るべく、時間の外に追いやられているようであります。ちなみに、電灯の煌々しさに覆われて、「宝石箱をひっくり返したような夜空」を眺めることもめっきりなくなりました。僕は宇宙の研究をしているものの、久しくみてません。

そんなこんなでいっそのこと、日本に眠る文化の灯と、古人が心寄せた宇宙の模様を組み寄せて、宇宙を和歌に織り込むなどということを発起しました。地に足つけて満天を望むことは出来ずとも、望遠鏡の目を借りてみれば、そこには鮮やかな宇宙の姿をみることもできます。この遊び、なんだか面白そうなので、みなさんと一緒にやってみたくなりました。

宇宙の理解が進んだ今の世を、大和言葉のうつくしい響きにのせて、悠久のひとときをつくりましょう。金曜日の夜、壮大で風流な時間を一緒に過ごしませんか。

スケジュール:
・宇宙に思いを馳せる時間 (20分)
・和歌の作り方のおさらい (5分)
・歌を作る時間 (15分)
・参加者のみなさんと、歌の詠み合わせ (20分)。
・アフタートーク (自由にお話しする時間です)


イベント当日の流れ

この度は、本イベントへのご予約、ありがとうございます。

当日は19:00から開始いたしますが、前もってイベントが行われるzoomのリンクへとお越し下さるよう、よろしくお願いいたします。


参加方法

オンラインイベント

Zoomを通してオンラインでイベントを楽しむことができます。


必要な持ち物

  • 筆記用具

主催

1991年 神奈川県生まれ。みずがめ座。O型。
2020年3月 名古屋大学大学院理学研究科 名古屋大学・エディンバラ大学 国際連携理学専攻卒業 (Ph.D.)
2020年4月 京都大学基礎物理学研究所 博士研究員

専門: 物理学 (宇宙論*)
趣味: 映画鑑賞、フットサル、サイクリング 、ジェダイバトル

学部生の頃から、宇宙と人の関わりを創造するためアウトリーチ活動を行う。高校に課外授業に赴いたり、科学館で親子向け宇宙教室などを実施。現在はノーベル物理学賞における宇宙分野の受賞に伴い、一般向けにノーベル賞受賞の意義を伝えるイベントを開催した (詳細はhomepage/outreachesをご覧ください)。

宇宙と人は文化を通して時空を超えて繋がれている。その思いを日々発信している。

* 宇宙論 (wikipedia)
「宇宙」や「世界」などと呼ばれる人間をとりかこむ何らかの広がり全体、広義には、それの中におけの人間の位置、に関する言及、論、研究などのことである。


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