山本能楽堂
光と照明による能舞台の陰翳「鉄輪」
2022/5/7 (土) 人気の回
開催時刻
14:00
~
16:00
(開場 13:30)
予約締切 2022/5/7 ( 土 ) 14:00
合計予約可能人数
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予約時に追加料金は発生しません。
コンテンツの詳細
照明デザイナー藤本隆行氏によるLED照明の演出を加えた能公演です。
今回は「鉄輪(かなわ)」を上演します。
前シテ (丑の刻参りの女) 山本 章弘
後シテ (鬼女) 〃
ワキ (安倍清明) 福王 知登
ワキツレ(下京辺りの男) 広谷 和夫
アイ (貴船神社の社人) 松本 薫
笛 貞光 智宣
小 鼓 古田 知英
大 鼓 河村 大
太 鼓 井上 敬介
後 見 大西 礼久 山田 薫
地 謡 杉浦 豊彦 吉井 基晴 笠田 祐樹 山本 麗晃
<あらすじ>
都に住む女(前シテ)は自分を捨てて、新しい妻を迎えた夫の不実を恨んで、その恨みを晴らすために貴船神社へ毎日お参りをし願かけをしている。今日もお参りに行くと、社人(アイ)から神のお告げを伝えられる。それは赤い着物を着て顔に朱を塗り、鉄輪(五徳)を頭に載せて、その三つの脚にロウソクを付けて火を灯せば、生きながらの鬼になって、恨みを果たせるだろうというものであった。女は社人に、そのお告げは人違いだと言いますが、みるみる間に顔色が変わって、恨みを晴らそうと走り去っていく。
一方、夫(ワキツレ)は夢見が悪いので陰陽師の安倍晴明(ワキ)を訪れて祈祷を頼む。そこで、晴明が祭壇を調えて、夫と新妻の人形を作って祈祷をし始めると、悪鬼となった女の生霊(後シテ)が現れる。生霊は人形に向かって恨みを述べ、新妻の髪を手に絡め打ち叩き、さらに夫の命を取ろうと責め寄るが、晴明が呼び出した守護の式神に追われ、神通力を失って、呪いの言葉を残して立ち去っていくのであった。
■藤本隆行
(kinsei R&D ディレクター・照明デザイナー)
1987年、ダムタイプに参加。主に、照明並びにテクニカル・マネージメントを担当する。近年は個人的に、海外を含めた多くのアーティストとコラボレーションを行い、LED照明を含めたデジタル・デバイスと人体の高密度の同期化に焦点を当てた、有機的な舞台を構築している。
http://kinsei.asia
■山本章弘
(観世流能楽師シテ方 重要無形文化財保持者[総合認定])
公益財団法人 能楽協会 理事
公益財団法人 山本能楽堂 代表理事
初舞台は3歳。亡父山本眞義、故25世宗家観世左近および26世宗家観世清和に師事。大阪市中央区にある山本能楽堂を拠点として能の普及と継承につとめる。海外公演も多数主催・参加。
イベント当日の流れ
駐車場はございません。近隣のコインパーキングをご利用ください。
「新型コロナウイルス感染症への対応について」をご覧の上、ご来場ください。
http://www.noh-theater.com/about-covid19.html
参加方法
リアルイベント
実際に会場に足を運び、イベントに参加します。
必要な持ち物
-
マスク
出演者

山本 章弘
