「ファンと近い距離で、音楽の魅力を伝えていく」 いきいき音楽さん

作成日:2021/08/12(最終更新日:2021/09/02)

いきいき音楽科 プロフィール


26歳の音楽家で、本職はジャズクラリネット。 アメリカのバークリー音楽大学への留学を経て、演奏活動や講師として後進の育成など、国内外でマルチに活躍中。

Sonoligoでは1年ほど前からオンラインイベントを月に2回程開催。

コロナ禍においてはライブ活動の自粛を余儀なくされるも、いきいき音楽科というYouTubeチャンネルを立ち上げ、音楽理論の解説動画や演奏動画等、音楽ファンの心をつかむ動画が人気を博し登録者数は1.5万人に登る。 
チャンネルはこちら

配信者としての活動のきっかけ


――YouTubeを始めるまでの経緯を教えてください

僕のもともとイメージしていたミュージシャンの”働き方”と、自分がやりたい音楽とのギャップを感じ、自分自身で発信する場所をちゃんと作ったほうがいいなと感じていました。

その場所の土壌作りを少しづつしようと思ってYouTubeを始めました。

実際始めたのは2019年からで、その時まだアメリカの大学に籍を置いていました。

2018年ごろから音楽理論のちょっとした解説みたいなものをニコニコ動画に載せて、どういう反応があるのかなと試してみました。 そこで思いのほか人が集まったので、YouTubeでも発信してみようと思い、本腰を入れて活動を始めました。

Sonoligoとの出会い


ーーYouTubeで”いきいき音楽科”として既にご活躍されているなか、Sonoligoを利用し始めたきっかけは何ですか?

Sonoligo代表の遠山さんとの出会いがきっかけです。

中学の吹奏楽部をきっかけに音楽を始めました。 高校3年頃に好きだったジャズを演奏するっていうことに興味を持ち、高校卒業後は2年間専門学校に行って、その後にバークリー(アメリカの音楽大学)に行きました。

遠山さんと知り合ったのは、高校3年から専門学校2年ぐらいの間に、2年間ぐらい一緒にビッグバンドをやっていた時です。実は友人であるのと同時に、一番最初のジャズ演奏仲間でもあるんです。

自分がバークリーへ行ったことと、インターネットで何かやっていると小耳にはさんだためか、その後連絡をくれたんです。

昔の知り合いがSonoligoというサービスを始めたということは知っていたので、せっかくこういう機会をもらったから始めたというのもあり、そこからSonoligoを利用することになりました。

いきいき音楽科が共感するSonoligoの魅力とは。

――sonoligoでやり始めたときどんなことを期待されてましたか?


オンラインで何かやっていくミュージシャンの中には、オンラインだけで全部頑張るというような人もいます。リアルイベントがもう終焉を迎えて、いかにオンラインに適応するか、それが新しい働き方だっていう考えの人も(昨今の事情のこともあり)、多くなってきている印象です。

僕は割とそうは考えてなくて、自分のファンであったりとか、自分が作ったプラットフォームや環境をどうやって生演奏をしている自分に将来的に結びつけるかを考えています。

YouTubeやツイッターを継続することでフォロワーさんが増えたりしても、それらは基本的にはオンラインでの観客に過ぎないと考えています。

Sonoligoはリアルイベントがメインであって、コロナ禍に対応する形でオンラインのイベントが始まったと思います。 オンラインの観客にとって、リアルのイベントも一緒にサブスクで行けるようになることは、オンラインとリアルとの接続を考えたときに、Sonoligoを使っていることは僕にとってよいだろうと。

僕のイベントだけじゃなく全イベントへの課金と思ってもらいやすくて、宣伝もしやすくなるので、Sonoligo自体にイベントが増えることは僕にとってもうれしいことなんです。

そして私自身もSonoligoのPremium会員であり、今まであまり縁のなかった分野のイベントに参加し、刺激をもらっていたりします。

――もともとオンラインでやっていたその延長上にSonoligoの活用があったということでしょうか?


YouTubeで活動していたころから、ジャンルに絞らずに音楽という範囲でコンテンツを作成していましたが、Sonoligoもそれに近い仕組みがあるなと思っています。 そういう意味では延長上にあるものとも言えるかもしれません。

YouTubeでは、音楽は好きだけど、ジャズにはそれほど興味がなかったという人に興味を持ってもらうきっかけを作ることを目指してチャンネルを運営していました。

一方Sonoligoでは、例えばこのスポーツが好きで登録したけど、サブスクでいけるからコンサートにも行ってみようだとか、美術館に行ってみようってことが起こり得る場所だと捉えています。
そのような行動を通して、僕が専門としている音楽だけでなく、スポーツや美術が好きな人にも自分の音楽に興味を持ってもらえる可能性に特に期待をしています。

また、お客さんとより深くコミュニケーションを取れる点が良いですね。 お客さんの顔がYouTubeよりよく見えるし、どんな方なのかがよくわかる。すごく熱心にレビューを書いてくれる方もいます。(いまのところ全部で80件ほどレビューを頂いています。)

深いコミュニケーションを通して、自分のフォロワーさんのニーズがつかみやすいので、その点はプラスになってます。

Sonoligo利用にあたって苦労した点も

――使い始めてすぐの頃って、やっぱりその新しいことを始めるって、例えばYouTubeとかやってたとしても、結構その難しかったんじゃないかなと思うんですけど、どうでしょうか?

利用している方や主催者の方の声を聞いていると、Sonoligoで初めてオンラインで何かやってみるという方が多い気がします。

一方で僕の場合は、初めてのオンラインだから難しかったというより、「これってYouTubeでもできるじゃん」ということと、Sonoligoを通してやることの差別化をどう図るか、ということに悩みました。

「色々なジャンルに興味がある人が集まっているSonoligoにおいて、どのようなイベントを行うのが良いか?」について試行錯誤していた形ですね。

これは、イベントの趣向を変えたりしながら模索していきました。

――具体的にはどのような試行錯誤を行ってきましたか?

当時のYouTubeでの活動が、僕が何か喋って動画にする形式だったので、差別化する意味でSonoligoでは必ずゲストを迎え、「僕+誰か の対談形式」という形でイベントを行いました。

次の施策としては、当時は夜にセミナーのようなことをやっていたところ、試しに小人数5人とか6人ほどに上限を決めてしまって、夕方の時間に練習会のようなものをしていました。

結局、セミナー形式のものはYouTubeでもいくらでもできてしまって、どちらかというとサークルや研究会のような雰囲気の方がオンラインイベントにハマりやすいなと思い、最近は『Sonoligoジャズ研究会』という形で、8回ほど開催しています。

Youtubeでは自分がみなさんに対し発信する、Sonoligoでは相互にコミュニケーションをとって一緒にイベントを作っていく感じです。 集まってくださった方からのリクエストを受けて、話題が変わったりもしますが、それもSonoligoならではの面白さですね。

おかげさまで現在は75件のレビューを頂き、平均で4.99/5.00の評価を頂いています。

Sonoligoでの今後


――今後もオンラインコンテンツを続けていくことを考えてると思いますが、今後の構想は何かありますか。

自分でオンラインのイベントやライブをやりつつ、それをSonoligoでも登録できるという形で、Sonoligoで登録できるイベントの数やバリエーションを増やせないかなということは考えています。別の活動とSonoligoを併用するイメージです。

いろいろなサービスが世の中にありますが、それらは競合するように見えて、実は併用できるものがあると思っています。そのあたりをフレキシブルにできるのがSonoligoだと感じています。

また、リアルのイベントが今よりもできるようになると、もっと幅が広がりそうです。

――今後リアルのイベントがもっとやりやすくなった時、どのようなコンテンツを考えていますか?

将来的に「ライブハウス」みたいなものを作ることを計画していて、その時にSonoligoにはよりお世話になると思っています。Sonoligoに施設として登録する形です。

オンラインイベントのために登録したけど、お店にもサブスクでいけるなら、行ってみようと考えるお客さんもいると思います。 そうやって他のイベント目当てだった人が僕のイベントに遊びにきてくれたり、逆に僕のフォロワーが別のイベントに遊びに行くこともあると面白いなと思いますね。

で新しい文化体験を

月額料金だけで音楽のコンサート・スポーツ観戦・美術館鑑賞に参加できる