山本能楽堂
日本全国能楽キャラバン!能で巡る大阪「雷電」- 大阪天満宮
2023/1/29 (日) 人気の回
開催時刻
14:00
~
16:00
(開場 13:30)
予約締切 2023/1/29 ( 日 ) 14:00
合計予約可能人数
発生する料金
サブスクで予約可能
「予約可能な日程」に記載のあるプランに加入が必要です。
予約時に追加料金は発生しません。
コンテンツの詳細
能楽のルーツは関西にあると言われており、大阪を舞台にした演目が多数つくられ、今なお演じられ続けています。
「能で巡る大阪」公演では、能の演目に所縁のある大阪の神社関係者の方や歴史学者の方をお招きし、その神社にまつわる話や能との関りを対談形式でお話していただき、所縁のある能の演目を上演します。
今回、ご登壇頂く神社は、大阪市内でも人気が高く、地元の皆様からも愛されている神社です。しかしながら、能の舞台になっていたり、能に所縁があることはあまり知られていません。
お住いのすぐ近くや、これまでに行ったことがある、あるいは知っている歴史的な史跡を知り、学び、楽しむことで、その地域や縁のある能をさらに身近に感じていただきます。
終演後は、客席からの質疑応答にお答えします。
対談:柳野等(大阪天満宮)× 山本章弘
【雷電】
前シテ(菅丞相/菅原道真の霊)生一和成
後シテ(雷神) 〃
ワキ(法性坊) 原 大
ワキツレ(従僧) 原 陸
アイ(能力) 善竹隆平
笛 斉藤 敦
小鼓 久田陽春子
大鼓 守家由訓
太鼓 中田一葉
後見 山本章弘 梅若基徳 塩谷 恵
地謡 梅若猶義 上野朝義 大西礼久 山中雅志 伊原 昇
【あらすじ】
ある夜、比叡山の延暦寺の僧、法性坊が天下のため護摩供養をしていると、菅丞相の霊が現れます。生前、法性坊は菅丞相の師であり、二人は再会を喜びますが、菅丞相は「自分は冤罪で左遷され死んだので、雷となって内裏に行き恨みをはらそうと思う」と述べます。そして「その時に朝廷が悪霊退散のために法性坊を勅命しても、その命に従わないでほしい」と願います。しかし、法性坊が「比叡山は天皇の祈願所であるため、三度勅使が来たら断ることができない」と答えます。それを聞いた菅丞相の霊は、本尊の前に供えてあったざくろを噛み砕き、寺の戸に吐きかけ、火焔となって燃え上がります。法性坊が法力で消し止めますが、菅丞相の霊は走り去っていきます。やがて、法性坊が三度目の勅令により、内裏に召され祈祷をおこなうと、雷神となった菅丞相の怨霊が内裏の中を暴れまわり、法性坊の法力と対決します。しかし、法性坊の法力に屈し、最後は朝廷から「天満大自在天神」の神号を与えられ、黒雲に乗り虚空へと去って行きます。「太平記」、「北野天神縁起絵巻」などを題材に、菅原道真が大宰府に左遷され憤死し、死後雷となって内裏に祟ったという逸話から能「雷電」はつくられ、文楽や歌舞伎の『菅原伝授手習鑑』に大きな影響をあたえました。
【大阪天満宮】 大阪市北区天神橋2-1-8
奈良時代 白雉元年(650年)孝徳天皇が難波長柄豊崎宮建立の際、都の西北を守る神として大将軍社をこの地にお祀りされた。平安時代 延喜元年(901年)当宮の御祭神である菅原道真公は大宰府へ向かう途中この大社軍社にて旅の無事を御祈願。その後大宰府において、道真公は、死去、その50年あまり後の天暦三年(949年)この大社軍社の前に一夜にして七本の松が生え、毎夜にその梢を光らせたと言われている。これを聞いた村上天皇様は、勅令によって、社を建立し、道真公の御霊を厚くお祀りされた。
都合により、変更になる可能性があります。山本能楽堂ホームページでご確認ください。
山本能楽堂HP http://www.noh-theater.com/
イベント当日の流れ
未就学児の入場不可。
駐車場はございません。近隣のコインパーキングをご利用ください。
「新型コロナウイルス感染症への対応について」をご覧の上、ご来場ください。
http://www.noh-theater.com/about-covid19.html
参加方法
リアルイベント
実際に会場に足を運び、イベントに参加します。
必要な持ち物
-
マスク
出演者

生一知哉

柳野等
